体力は40歳を境に減退していく?(その4)
一番最初の富士登山、登りにかかった時間はおよそ8時間。
かなり遅い(笑)
まぁ、これは子供もいたし、最初の富士登山だし、何よりいつも山に登っていない面々での登山ゆえある意味仕方のないことだと思う。
では、一人で登ったら一体何時間で登れるのか?
というのは、何年か後、一人で富士山に登ることになって初めてわかったが、その頃にはすでに僕の体力は最初に富士山登頂した頃よりも確実にアップされていたのだ。
その時のタイムは4時間。
これは須走口からの記録なので、少し自慢できるタイムである(富士宮口だと1時間ぐらい短いはず)。
最初が8時間で、何年かして4時間で登れるようになった。この間には何があったのかというと、やはり速く登るために自宅で腹筋などするようになったこと。そして、時々ではあるが山に登る様になったこと、があげられる。
つまり「毎年一度は富士山に登る」という目標を掲げて、少しずつ目標に向かってトレーニングらしきものするようなってから、体力が今までよりも増進していくことになったのである。
さて、ここまで書いてきて一つの結論が得られたように思う。
「体力は40歳を境に減退していく」のか?
それは無い。
体力はその人の努力次第で、伸ばしていくことが可能である。
これは紛れもない事実。
ただし、それも限界があるので、その辺りを少しずつ見極める必要があり、人それぞれで体を調整していく必要が出てくる。
この調整が難しいところであり、キモでもある。