55歳からの山登り

55歳になった今、これまでの山登りを振り返って、これからの山登りを考えてみます

体力は40歳を境に減退していく?(その2)

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そんな40歳台の半ば、横浜に住んでいるMくんとたまたま飲みに行く機会があって、その時に「富士山に登らへん?」という話になった。
老若男女、誰もかれもがよく口に出す

「死ぬまでに一度は富士山に登ってみたい」

というヤツ、、その類(笑)
まぁ僕はこれでも年に一度は六甲山に登っている(自慢にはならないが)ので「山に登る」という行為にはほんの少しMくんよりもアドバンテージがある。

しかし、Mくんの方が2歳年下なので、年齢と言う意味ではほんの少しではあるがMくんの方にアドバンテージがある。目くそ鼻くその差ではあるが、、、、

そして計画は練られた。
僕の方は僕だけでなく、嫁さんと息子(小学校4年)が行くことになり、Mくんとの4人で登ることになった。

車中泊して朝の5時に出発する我ら4人。5合目の山小屋のおっちゃんに声を掛けられて話をしていると僕らの様子を見て「まぁ、6時間ぐらいで登れるかな?」とアドバイスをくれた。初体験の僕たちはその6時間が速いのか、遅いのかという判断がつかず、5時に出るのであれば頂上には11時ぐらいに着くだろう、、、という軽い気持ちで登り始めたのであった。

7合目にやっとのことで着いた我ら。しかし、嫁さんと息子はすでにグロッキー状態。息子は高山病で嫁さんはそれに加え日頃の運動不足で、もう一歩も先へは進まない状態。なので、降りる時にどこかで落ち合おう、ということにしてMくんと僕は二人と分かれることにした。

もちろん僕ら二人も余裕があるわけではない。こんなに空気が薄い環境は初めてだし、偉そうに言うほど鍛えているわけでもない。呼吸はゼーゼー、脚はガクガク、最後の8合目からの登りなんてもうフラフラの状態で登ったものであった。

続く、、、