55歳からの山登り

55歳になった今、これまでの山登りを振り返って、これからの山登りを考えてみます

どうして山に登るのか?

ジョージ・マロリーの名言としてよく知られているのが

「どうして山に登るのか?」

と聞かれた彼が

「そこに山があるから」

と答えたというのをうろ覚えでいたのだが、正確には

なぜ、あなたはエベレストを登りたかったですか?」
Why did you want to climb Mount Everest?

という質問に対して

それがそこにあるので」
Because it's there.

という返答だったそうな。

つまりは意訳なのですが、どちらかと言うと「そこに山があるから」というのは「どうして山に登るのか?」に対しての答えであるように思えますね。

僕はずっと今まで、山登りをあまりしたことがない人に「何で山なんかに登るん?」と聞かれた時は「そこに山があるから」と答えてきました。

しかし、、、

この歳になると、山登りをする「意味合い」が変わってきたのです。
すべての人がそうとは限らないのですが、少なくとも今の僕は

「健康、そして体力を維持するために山に登る!!」

という意識が強くなってきました。


それは「そこに山があるから」という漠然とした(まるで思想的な)ものではなく、もっともっと具体的で、意味深く、現実的なもの、なのですね。
単に山に登っているから元気、というのではなく、山に登り続けるために日頃から鍛錬する、健康を維持する、ということが肝心になってくるのです。
実はその日頃の鍛錬がとっても重要(健康にとって)だとつくづく感じています。


さて、先日富士登山の記録2000回を達成したという記事を見ました。

ミスタ-富士山 公式サイト 實川欣伸

すごいですね。

ここまで超越してしまえば、体力維持のために富士山に登るのか、富士山に登るために体力をつけるのか、まぁそんなことどちらでも良くなりますけどね(笑)