どうして山に登るのか?
ジョージ・マロリーの名言としてよく知られているのが
「どうして山に登るのか?」
と聞かれた彼が
「そこに山があるから」
と答えたというのをうろ覚えでいたのだが、正確には
「なぜ、あなたはエベレストを登りたかったですか?」
Why did you want to climb Mount Everest?
という質問に対して
「それがそこにあるので」
Because it's there.
という返答だったそうな。
つまりは意訳なのですが、どちらかと言うと「そこに山があるから」というのは「どうして山に登るのか?」に対しての答えであるように思えますね。
僕はずっと今まで、山登りをあまりしたことがない人に「何で山なんかに登るん?」と聞かれた時は「そこに山があるから」と答えてきました。
しかし、、、
この歳になると、山登りをする「意味合い」が変わってきたのです。
すべての人がそうとは限らないのですが、少なくとも今の僕は
「健康、そして体力を維持するために山に登る!!」
という意識が強くなってきました。
それは「そこに山があるから」という漠然とした(まるで思想的な)ものではなく、もっともっと具体的で、意味深く、現実的なもの、なのですね。
単に山に登っているから元気、というのではなく、山に登り続けるために日頃から鍛錬する、健康を維持する、ということが肝心になってくるのです。
実はその日頃の鍛錬がとっても重要(健康にとって)だとつくづく感じています。
さて、先日富士登山の記録2000回を達成したという記事を見ました。
すごいですね。
ここまで超越してしまえば、体力維持のために富士山に登るのか、富士山に登るために体力をつけるのか、まぁそんなことどちらでも良くなりますけどね(笑)